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【アーカイブ動画あり】スクール・パリ協定プラス 2024 ~脱炭素に関するシリーズ勉強会~ 企業が知っておきたい「気候変動に関する国連会議COP29の結果」~COP29の結果から考える、今後の脱炭素戦略~

イベント|無料|地球温暖化を防ぐ

開催は終了いたしました

企業が知っておきたい「気候変動に関する国連会議COP29の結果」~COP29の結果から考える、今後の脱炭素戦略~

開催日時
2024年12月16日(月) 15:00 ~ 16:30

場所
Zoomウェビナー


気候変動に関する国連会議COP29が、アゼルバイジャン・バク―で、2024年11月11日から11月24日まで開催されました。

ファイナンス(資金)COPとも呼ばれた今回のCOP29では、2025年以降の途上国向けの新たな資金支援目標が合意されるかが最大の焦点でした。難航した議論の末、不十分ながら、公的資金・民間資金などをあわせて2035年までに年間3000億ドルに増やすことが合意されました。その一方で、前回COP28で合意された、化石燃料からの脱却や2030年までの再生可能エネルギー容量3倍といった「緩和策」についてのフォローアップは、次回のCOP30に持ち越すこととなってしまいました。また長年、詳細ルールの合意ができていなかったパリ協定6条(炭素市場に関するルール)については、ついに合意され、ようやくパリ協定はすべてのルールが出そろった形になります。
今回のCOP29でも、企業、自治体、大学、市民団体といった非国家アクターの活動が活発に行われ、特に、COP29直前に行われたアメリカ大統領選の結果も受け、アメリカの非国家アクターの取組はひと際注目を集めました。

今後さらに日本の経済やビジネス環境に大きな影響を及ぼすパリ協定を巡る議論について、実際に現地に赴いたWWFジャパン小西雅子、山岸尚之、田中健が解説します。また11月25日に開催された政府審議会において、パリ協定に提出する日本の2035年温室効果ガス削減目標(NDC)の素案が発表されています。その意味合いについても解説いたしますので、一緒に考えて行ければと思います。どうぞ奮ってご参加ください。

当日のスケジュール(仮)

時刻 内容 担当
15:00 ウェビナー開始 WWFジャパン 羽賀秋彦
15:05-15:25 COP29の成果①(資金など)
COP29全体像と気候資⾦⽬標に関する交渉結果
WWFジャパン 山岸尚之
15:25-15:45 COP29の成果②(緩和、NDC機運、6条など)
緩和の強化と日本のNDC案
WWFジャパン 小西雅子
15:45-16:00 COP29の成果③ 非国家アクターの動向 WWFジャパン 田中健
16:00-16:30 質疑応答  

※登壇者の都合により、プログラム内容に変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。

登壇者

小西 雅子 WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)
昭和女子大学特命教授(2017年~)、京都大学大学院特任教授(2022年~)兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年に国際NGOのWWFジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び環境・エネルギー政策。2002年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員。環境省カーボンプライシングの活用に関する小委員会委員。近著『気候変動政策をメディア議題に―国際NGOによる広報の戦略』(ミネルヴァ書房2022)、『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波ジュニアスタートブックス2021)など。博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。

山岸 尚之 自然保護室長(気候エネルギー・海洋水産・生物多様性・金融)
立命館大学国際関係学部に入学した1997年にCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都で開催されたことがきっかけで気候変動問題をめぐる国際政治に関心を持つようになる。2001年3月に同大学を卒業後、9月より米ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連気候変動会議に毎年参加し、国際的な提言活動を担当。2020年より自然保護室長。

田中 健 WWFジャパン 気候・エネルギーグループ 非国家アクタープロジェクト担当
福岡県庁、経済産業省で廃棄物管理やリサイクルなどの環境保全行政に従事、日本のリサイクル企業の海外ビジネス展開を支援。その後、日本科学未来館にて科学コミュニケーターとして、国内外の科学館、企業、研究機関などと連携し、科学技術や研究者と一般市民をつなぐ様々なプロジェクトを担当。2018年8月から現職。気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative: JCI)等、企業や自治体など非国家アクターの気候変動対策の強化に取り組む。九州大学理学府分子科学専攻にて修士課程(理学)修了。

羽賀 秋彦 WWFジャパン 気候・エネルギーグループ
環境省、在ベトナム日本国大使館(環境担当)勤務の後、2023年1月にWWFジャパンに入局。気候変動・エネルギーに関する企業連携やSBTi関係などを担当。上智大学法学部地球環境法学科卒(法学士)、英国ケント大学ダリル保全生態学研究所にて修士号取得(MSc in Conservation Ecology)。

イベント詳細

日時 2024年12月16日(月) 15:00 ~ 16:30
場所 Zoomウェビナー
内容 今後さらに日本の経済やビジネス環境に大きな影響を及ぼすパリ協定を巡る議論について、実際に現地に赴いたWWFジャパン小西雅子、山岸尚之、田中健が解説。また、11月25日に開催された政府審議会において発表された、パリ協定に提出する日本の2035年温室効果ガス削減目標(NDC)の素案の意味合いについても解説。上記プログラムをご参照ください。
主催 WWFジャパン
お申込み・お問合せ https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_j43atsezSEKtqxrOzZ_Aew
※お申し込み後、参加URLを含むメールが届きます。

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