気候変動対策および森林保全への支援と協働


WWFジャパンとソニーグループ株式会社は、1989年から続く連携をさらに強化し、2021年4月1日より3年間のコーポレート・パートナーシップ契約を締結。WWFジャパンが取り組む気候変動対策および森林保全の活動へのご支援をいただくことに加えて、この2つの分野での協働により持続可能な地球環境の貢献を目指しています。

このパートナーシップに基づき、ソニーグループ株式会社は、気候変動対策の分野において、「パリ協定」と整合した先進的な温室効果ガスの削減目標を設定し、取り組みを進めています。また、森林保全を通じた生物多様性保全の分野では、WWFが東南アジア地域、オーストラリア、アマゾン地域などで取り組む森林保全活動への、技術や人材の活用による協力を推進する予定です。

支援者 ソニーグループ株式会社
期間 2021年4月1日~2024年3月31日
支援総額 9,000万円(期間中の合計金額)

プロジェクト概要

気候変動対策活動例『「パリ協定」の実現に向けた政策提言プロジェクト』

© Naoyuki Yamagishi

地球温暖化防止の国際的な約束「パリ協定」。その目標である「1.5度目標」を達成するため、 協定のルールが十分な内容で合意されるよう、国際社会への働きかけを行ないます。
また、日本国内では二酸化炭素排出の大きな要因である、石炭の使用をやめ、 再生可能エネルギーを主力としたエネルギーミックスを実現し、 省エネを促進するカーボンプライシングなどの有効な政策導入や法整備を目的として、 政府への提言に取り組んでいます。

森林保全活動例『スマトラ島の熱帯林・野生生物保全プロジェクト』

© WWF-ID / Febri Widodo

日本が長年、紙や木材、パーム油、天然ゴムなどの輸入・消費を通じて、 その破壊に関与してきたインドネシアのスマトラ島の熱帯林を保全するため、 現地の取り組みを支援しています。
地域住民や地方政府との協力のもと、森林破壊を伴わない持続可能な農業の推進、 森の恵みを活かした生計手段の確保、野生生物の生息地保全を実施。
そのノウハウを地域に移譲しながら、支援の終了後も自立した活動が継続し、 森林破壊ゼロを達成することを目指します。

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