よこはま動物園ズーラシア
2018年8月10日(金)・11月11日(日)
アカアシドゥクラングール
学名: Pygathrix nemaeus
目 / 科: 霊長目 / オナガザル科
IUCNレッドリスト:
絶滅危機種 > 絶滅危惧種(EN)
絶滅危機種についてはこちら
アカアシドゥクラングールは
「世界一美しいサル」と言われるほど
美しい毛並みを持っています。
《 動物園では・・・ 》
木の葉っぱや野菜類の他、葉っぱを主食とするサル用のフードを食べています。
《 野生では・・・ 》
インドシナ半島東部にすむサルの一種で、平地から標高1600メートルほどの山地に広がる、熱帯の森に生息しています。木の上で群れを作って暮らし、主食は木の葉で、柔らかい葉を特に好みます。そんな彼らが絶滅の危機に瀕している理由は…
密猟
肉などを伝統薬に利用したり、ペットとして売ることを目的とした、密猟が後を絶ちません。それがさらに、違法な取り引き(密輸)され、海外に持ち出されるケースもあります。また、生息地では地元にすむ人々が、食用にするため狩りの獲物にすることもあります。
生息地破壊
日本をはじめ、海外に輸出するコーヒーや天然ゴム、カシューナッツなどの農産物をつくるための農地開発により、生息地である森林の破壊や分断が起きています。特に、ベトナムなどでは森林破壊が急激に進み、森が険しい山地にしか残っていない場所も多くあります。