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スクール・パリ協定プラス 2024 ~脱炭素に関するシリーズ勉強会~

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開催は終了いたしました

開催日時
2024年09月13日(金) 15:00 ~ 16:40

場所
Zoomウェビナー ※お申込み後、参加方法をご案内します。
お申込みはこちら


再エネ調達力が企業の競争力を左右する! 日本企業の生の声と、農業系再エネのポテンシャルを知ろう!

2023年12月ドバイで開催されたCOP28では、世界全体での気候変動対策の進捗評価の仕組み「グローバル・ストックテイク」が実施され、2030年に向けて再生可能エネルギー設備容量を3倍に拡大すること等が合意されました。現在、政府は、次期エネルギー基本計画と2035年の削減目標(NDC)策定に向けた議論を開始しています。企業においても再エネの調達率を上げることは、グローバルサプライチェーンから外されないための必須条件です。
WWFジャパンでは、日本においても2030年までに再エネ3倍が可能か、そしてIPCCの示す2035年にGHG60%以上の削減が可能かを検証しました。これは、2050年にGHG排出ゼロを実現する道筋を描いた「脱炭素社会に向けた2050年ゼロシナリオ」をアップデートしたもので、結果として2030年までに再エネ3倍(太陽光2.9倍、風力10倍)が可能であることが示されたのです。
そのカギは太陽光発電と風力発電の飛躍的拡大にあります。近年一部のメガソーラー発電施設によって景観や環境を損なうなど地域社会との軋轢を生むケースや、再エネの適地は日本には少なくなったという言説など否定的な声も聞かれます。しかしファクトを冷静に見ると、国内の再エネのポテンシャルは極めて大きく、太陽光発電で言えば今後は地上型ではなく、屋根置きなどの建物系と農業系、中でも営農型(ソーラーシェアリング)が有望です。
今回のスクールパリ協定プラスでは本格化する再エネ争奪戦の現状と、その解決策の一つとしてのソーラーシェアリングについて、再エネ需要家企業であり日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)共同副代表でもある大和ハウス工業株式会社小山勝弘氏及び、千葉県匝瑳市でソーラーシェアリングを推進する市民エネルギーちば株式会社宮下朝光氏をお招きしながら議論していきます。奮ってご参加ください!

<当日のスケジュール>

15:00
ウェビナー開始 WWFジャパン 羽賀秋彦
15:05~15:20
『再エネ調達力が企業の競争力を左右する!日本企業の生の声と、農業系再エネのポテンシャルを知ろう!』
小西 雅子

15:20~15:40
『需要家企業からみた再エネ調達の課題と求める施策』
大和ハウス工業株式会社経営戦略本部サステナビリティ統括部/JCLP共同副代表 小山 勝弘 氏

15:40~16:00
『ソーラーシェアリングの現状とこれから』
市民エネルギーちば株式会社 専務取締役/環境事業部本部長 宮下 朝光 氏

16:00~16:20 対談
小山 勝弘 氏
宮下 朝光 氏
小西 雅子

16:20~16:40
質疑応答

小西 雅子
WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)


昭和女子大学特命教授(2017年~)、京都大学大学院特任教授(2022年~)兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年に国際NGOのWWFジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び環境・エネルギー政策。2002年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員。環境省カーボンプライシングの活用に関する小委員会委員。近著『気候変動政策をメディア議題に―国際NGOによる広報の戦略』(ミネルヴァ書房2022)、『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波ジュニアスタートブックス2021)など。博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。

小山 勝弘(こやま かつひろ)
大和ハウス工業株式会社 経営戦略本部 サステナビリティ統括部長


1992年京都大学工学部精密工学科卒、同年大和ハウス工業入社。入社後、夜間大学で建築を学び、「大和ハウス大阪ビル」「石橋信夫記念館」など、大型建築プロジェクトの設計・デザインを担当。2005年に竣工した「大和ハウス東北工場管理棟」では、ゼロエミッションの提唱者;グンター・パウリ氏と協働し、ありづかの仕組みを取り入れた自然共生型オフィスを開発。これをきっかけに自ら志願し、06年に環境部へ異動。大和ハウスグループの環境マネジメントを統括する同部門にて、環境経営戦略の立案、気候変動対策の推進等に従事。15年から環境部長、24年より現職。一級建築士、CASBEE評価員(戸建・建築・不動産)。21年より、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)共同副代表。

宮下朝光(みやしたともみつ)
市民エネルギーちば株式会社専務取締役/環境事業部本部長

1956年 長野県生まれ
1975-1977年 毎日新聞松本支局
1977-1978年 毎日新聞淀橋専販所
1978-2022年 (一社)共同通信社
1998年 自宅屋根に太陽光発電設備を設置
2003年 NPO法人太陽光発電所ネットワーク千葉地域交流会 世話人代表、2022年理事
2008年 エコメッセちば実行委員会 運営委員・事務局
2013年 自然エネルギーを広めるネットワークちば 幹事
2014年 市民エネルギーちば合同会社(2019年株式会社に社名変更)監査役
2022年 市民エネルギーちば株式会社 専務取締役/環境事業部本部長
2022年 合同会社匝瑳おひさま発電所 職務執行者

羽賀 秋彦
WWFジャパン 気候・エネルギーグループ
 

環境省、在ベトナム日本国大使館(環境担当)勤務の後、2023年1月にWWFジャパンに入局。気候変動・エネルギーに関する企業連携やSBTi関係などを担当。上智大学法学部地球環境法学科卒(法学士)、英国ケント大学ダリル保全生態学研究所にて修士号取得(MSc in Conservation Ecology)。

イベント詳細

日時 2024年09月13日(金) 15:00 ~ 16:40
場所 Zoomウェビナー ※お申込み後、参加方法をご案内します。
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主催 WWFジャパン

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