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生物多様性スクール 第5回「生物多様性と国際社会」

イベント|無料|持続可能(サステナブル)な社会を創る

開催は終了いたしました

「生物多様性スクール」開催@オンライン

開催日時
2022年07月28日(木) 16:00 ~ 18:00

場所
Zoomによるオンラインセミナー
参加ご希望の方は、https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_yK-a-IT-SB2K_X0I9Fv4CQより、イベント開始までにご登録をお願いします。
※当日リアルタイムでのご参加が難しい場合も、後日アーカイブ動画と資料をお送りしますので、ぜひご登録ください。


WWFジャパンは、2022年1月から「生物多様スクール」を開催しています。各回著名な有識者を招き、食、金融、経済など、身近な切り口で生物多様性について考えます。全回のモデレータは生物多様性に知見の深い、井田徹治氏(WWFジャパン理事、共同通信編集委員)が務めます。

背景

2022年のキーワードは「生物多様性」です。世界の生物多様性は過去50年で68% 喪失したと報告されています(注)。2021年の国連の気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)では、気候変動と生物多様性喪失の2つの危機に同時対策することの重要性が強調されました。2022年12月には、国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)のパート2がカナダ・モントリオールで開催され、生物多様性について、パリ協定で合意されたような国際的な枠組みがまとめられる予定です。WWFジャパンは2030年までに生物多様性の劣化を食い止め、回復に転じさせる「ネイチャー・ポジティブ」に向けて、生物多様性についての認知と理解の向上を目指しています。 (注) https://www.wwf.or.jp/activities/activity/4402.html

第5回

第5回のゲストは、東京大学農学生命科学研究科教授の香坂玲(こうさか・りょう)氏です。生物多様性条約事務局での勤務経験もあり、2010年、名古屋市で開かれた生物多様性条約の第10回締約国会議ではアドバイザー、現在は指標、科学政策対話、政策支援などの専門家として取り組んでいらっしゃいます。環境省が設置したネイチャー・ポジティブ経済研究会のメンバー。日本を含む同条約の締約国は、今年12月のカナダ・モントリオールでの第15回締約国会議(Part2)で、2030年までの国際的な生物多様性保全目標の採択を目指しています。香坂氏には、その交渉についての最新の状況や展望、今後の国際的な生物多様性保全の動きなどについてお話いただきます。WWFジャパンからは、生物多様性グループ長の松田英美子が、国際環境NGOの視点から考える生物多様性の国際目標についてお話します。

※香坂氏からの事前資料
COP15で議論深まる生物多様性保全の枠組み【地球環境特集より】(日刊工業新聞)
いま世界で注目されている生物多様性のいろいろ~香坂玲さんに聞いてみた【前編】~(日本科学未来館)

登壇者プロフィール

東京大学農学生命科学研究科教授
香坂玲氏

 

静岡県生まれ。東京大学農学部卒業。ハンガリーの中東欧地域環境センター勤務後、英国で環境開発学の修士、ドイツ・フライブルク大学の環境森林学部で博士号取得。2006年からカナダ・モントリオールの国連環境計画生物多様性条約事務局の勤務。2008~2010年度まで、愛知県名古屋市で開催されたCOP10の支援実行委員会アドバイザーを務め、国連での経験を活かし、手腕を発揮する。金沢大学准教授、名古屋大学大学院、東北大学大学院の教授を経て現職に就任。生物多様性条約、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学(IPBES)の政府代表団・専門家として関わる。国連大学高等研究所の客員研究員として里山の評価などにも参画し、財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)のフェロー、WWFジャパン自然保護委員会、ネイチャー・ポジティブ経済研究会のメンバーなども兼務。

WWFジャパン理事、共同通信編集委員
井田徹治氏

 

1959年東京生まれ。1983年、東京大学文学部社会学科卒。同年共同通信社に入社。つくば通信部などを経て1991年 本社科学部記者。 2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。2010年から現職。環境と開発の問題をライフワークにアジア、アフリカ、中南米などでの環境破壊や貧困の現場、問題の解決に取り組む人々の姿などを報告してきた。気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミットなど多くの国際会議もカバーしている。著書に「大気からの警告」(創芸出版)、「生物多様性とは何か」(岩波新書)、「霊長類」(同)など多数。

WWFジャパン 自然保護室 生物多様性グループ長
松田英美子

 

博士(応用微生物学・東北大学)。学位取得後、アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health)の国立がん研究所にて、酵母を使った基礎研究に8年従事。日本に拠点を移したのち、特にASEAN諸国を対象とした気候変動対策や、気候変動枠組条約国際交渉などに携わる。2019年にWWFジャパン入局。生物多様性担当。

生物多様性スクール開催報告

過去に開催した生物多様性スクールについて、詳しくはこちら

イベント詳細

日時 2022年07月28日(木) 16:00 ~ 18:00
場所 Zoomによるオンラインセミナー
参加ご希望の方は、https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_yK-a-IT-SB2K_X0I9Fv4CQより、イベント開始までにご登録をお願いします。
※当日リアルタイムでのご参加が難しい場合も、後日アーカイブ動画と資料をお送りしますので、ぜひご登録ください。
参加費 無料
主催 WWFジャパン
備考 *個人情報について ご記入いただいた個人情報は、定員を超過した場合のお知らせ・参加者人数の把握・参加者の属性の把握・今後関連するお知らせをお送りするためにのみ使用いたします。ご記入は任意ですが、返信に必要な情報の記入がない場合はお送りできないことがございます。個人情報の利用目的の通知、開示、訂正、追加または削除、利用停止、消去及び第三者提供停止などとお問い合わせは個人情報保護係(privacy@wwf.or.jp、Tel:03-3769-1719)にて承ります。 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン個人情報保護管理者(事務局長) ・上記についてご同意いただいた上で個人情報をご記入ください。

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