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5/30(月)~6/5(日)「地域と一緒に!漁網のみらいプロジェクト」パネル展@宮城県気仙沼市

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開催は終了いたしました

使用済み漁網の回収・リサイクルを通じて漁業者による漁具の管理を促すプロジェクト「地域と一緒に!漁網のみらいプロジェクト」を紹介するパネル展を5月30日(月)から6月5日(日)まで気仙沼市にて開催します。本プロジェクトは海洋プラスチックごみの一つであるゴーストギア(海洋に流出してしまった漁具)を予防するために漁具管理に取り組む地元漁業者を、地域児童・市民・行政で、一緒に応援するため発足しました。ぜひ開催期間中にお立ち寄りいただき、「海と生きる」気仙沼との取り組みをご覧ください。

開催日時
2022年05月30日(月) ~ 2022年06月05日(日)

場所
気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(Pier 7)軽運動場


海洋プラスチック汚染は、最も急速に悪化している国際的な環境問題の一つです。毎年、海洋に流出しているプラスチックは、推定で1,100万トンと言われ、なかでもウミガメや海鳥といった生物に深刻な被害を与えているのが「ゴーストギア」、つまり海に流出した漁網やロープ、釣り糸などの漁具です。そのほとんどは、プラスチックでできており、年間50万~115万トンと推定されています。

本プロジェクトは、この問題の解決策の一つとして、WWFジャパンが、水産都市である宮城県気仙沼市と協力して「ゴーストギア」の発生予防に取り組むものです。

「地域と一緒に!漁網のみらいプロジェクト」は、使用済み漁網の回収・リサイクルを通じて漁業者による漁具の管理を促すプロジェクトです。漁網の資源循環と持続可能な漁業に取り組む漁業者を、そこに暮らす市民が応援し「漁網のみらい」について考えます。
使用済みの漁網が海に流出して「ゴーストギア*」となることなく、美しい海が次世代につながっていく、そんな未来を目指します。
・地域と一緒に!漁網のみらいプロジェクト

(*ゴーストギア:海に流出して海洋プラスチックごみとなった漁具のこと。ウミガメや海鳥など海洋生物に深刻な被害を与えています)

●気仙沼市と協力して漁網回収をスタート
東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県気仙沼市は、「海と生きる」を掲げ、地域の復興とともに、持続可能な未来に向けて取り組んでいます。2019年に制定した「気仙沼市海洋プラスチックごみ対策アクション宣言」の下、海洋プラスチックごみゼロを目指し、海岸清掃、海中ごみの回収、海ごみ回収ステーションの設置など、積極的な対策を行なっています。

●新たな海洋教育プログラムの開発も
水産業を基幹産業とする「海と生きる」まち、気仙沼市では、子どもたちが海と地域とのかかわりに触れ、考えることが可能な、多彩なカリキュラムが実施されてきました。2022年現在、公立の幼稚園と小・中・高等学校の多くがESDの推進拠点となるユネスコスクールに加盟するとともに、海を通して・海について学ぶ「海洋教育」に取り組んでいます。
本プロジェクトにおいても、新たな海洋教育プログラムを実施します。自分たちのまちの「使用済み漁網のリサイクル回収」を題材に、水産業由来の海洋プラごみ問題を考えるカリキュラムを、気仙沼市教育委員会と一般社団法人3710lab(みなとラボ)との連携によって開発し、同市水産課ほかの支援のもとで、2022年度中に学校内外で展開する予定です。

■参考情報
・深刻な海洋プラスチック問題の原因「ゴーストギア」を無くそう!
・報告書『ゴーストギアの根絶に向けて~最も危険な海洋プラスチックごみ』(日本語版)を発表
・気仙沼市「海洋プラスチックごみ対策アクション宣言」及び「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」について

イベント詳細

日時 2022年05月30日(月) ~ 2022年06月05日(日)
場所 気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(Pier 7)軽運動場
備考 5月30日は11:00より開館、最終日のみ15:00閉館

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