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1年間その支援を継続すると…
南米のチリで海の大切さを伝え、地域の人たちにも
その保全に参加してもらう普及活動を
1回実施できます。1年間、その支援を継続すると…
野生のトラが生息する東南アジアの森で行なう
カメラトラップ調査のトレーニングを
実施できます。1年間、その支援を継続すると…
スマトラの熱帯林で、
違法伐採や野生動物の密猟を防ぐパトロールを
14日間、支えることができます。毎月この金額を一年ご寄付頂くと…
南米のチリで海の大切さを伝え、地域の人たちにも
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環境保全のために普段の暮らしの中でできること
生活者だからできる環境保全活動があります
一見、関係が無さそうな、地球の裏側の自然も、私たちの普段の暮らしが、どこかでかかわっているかもしれません。そのかかわりと、つながりを知ることは、私たちが日々の暮らしの中で出来る環境保全を見つける、第一歩になります。
地球との「つながり」を考えてみよう
質問です
海や森の自然を壊すような製品は使いたくない、また、海外の人を困らせるようなライフスタイルは、できれば選びたくないと思いますか。
おそらく、多くの方が
「はい」と答えるでしょう。
ですが、もし普段使っている紙や木材製品、シーフードなどが、世界のどこかで森全体を丸坊主に伐採したり、魚をさらいつくすような漁法で獲られていたとしたら?
私たちは、普段の暮らしの中で、これらの自然破壊に間接的に関わっていることになります。
また、ガソリンや発電用に石油を使うことで促進される地球温暖化も、遠く離れた南太平洋の島国を海面上昇の危機におとしいれ、北極の氷を溶かして、地球全体の気候に異常をもたらす原因になっています。これらの地域に見られる自然や、そこで暮らす人々の生活と、私たちは常につながっているのです。
大切なのは、意識と疑問を持つこと
普段使っているモノやエネルギーが、どこから、どのようにしてやってきたのか。
これは、なかなか分かりません。
ですが、その製品のルーツを知ろうとすること、そして、消費者として自ら「選ぶ」意思を明らかにすることは、地球の環境を守る上で、非常に重要なことです。
あなたの意識と疑問が未来を変える
そのような消費者の意識が、製品を供給する企業の意識を変え、ひいては今の大量消費に支えられた社会のあり方そのものを、変えてゆくことにつながるからです。
また、「風力で発電した電気を自由に買いたい」と思うなら、そうした選択の自由が実現しやすい政策を行なってくれる政治家を選ぶことでも、未来を変えてゆくことができます。たえず、意識を持ち、疑問を投げかけることが、大切なのです。
身近な暮らしのなかで出来ることたとえば…
地球温暖化を防ぐ
- 照明をLEDに替える
- 古い家電製品は省エネ型に買い替える
- 再生可能エネルギーを多く供給している電力会社に切り替える
- 国会や地元の議員、選挙の候補者に、SNSで温暖化政策を尋ねてみる
- 選挙で温暖化対策を公約に掲げている候補に投票する
- 窓を二重窓や断熱サッシにリフォームする
- 太陽光発電や太陽熱温水器を導入する
- 牛肉や乳製品の無駄のない消費を心がける
- 地域の自治体に「2050年CO2排出ゼロ宣言」の宣言予定や具体的な対策を聞く
- 温暖化防止に熱心な企業の製品を選ぶ
- ESG投資を行う銀行に預金する
など
海や森の自然を守る
- 海や森の環境に配慮した製品を選んで買う
- 製品の原料がどこから来たか、お店や企業に聞く
- 開発計画に対して、市民の立場からコメントを出す
- FSC認証のエコラベルのついた製品を選ぶ
- MSC認証やASC認証のエコラベルのついた水産物を選ぶ
- RSPO認証のエコラベルのついた食品やせっけんを選ぶ
- プラスチックゴミを出さないように気を付ける
など
資源の持続可能な利用を進める
- 家でも外でも、食べ残しをしない工夫をする
- 環境だけでなく人権にも配慮した製品・サービスを選ぶ
- 買い物の際には、本当に必要なものなのか、考えてみる
- 3R(Reduce, Reuse, Recycle)を心がる
- 有機野菜や無農薬野菜を選んで食べる
- 地産地消を心がける
- 過剰包装の製品は避ける
- サステナブル・コットンを使った洋服を選ぶ
- 持続可能な原料の調達を表明している企業の製品を選ぶ
- お店の「お客様の声」で、環境に配慮した製品をリクエストする
- コンポストの利用など、ゴミを出さない生活を心がける
など
野生生物を守る
- 珍しい動物の製品を、海外からのお土産にしない
- エキゾチックペットなど、珍しい野生動物をペットにしない
- 外来種になるかも?!ペットを捨てない
- ワシントン条約で取引が禁止されている生きものや象牙などの製品をオークションサイトやネット通販で見つけたときはサービス運営元へ通報する
- 地域の絶滅しそうな動植物の保護を市や県に訴える
- 野山に餌になる生ゴミなどを捨てない
など
地球のサポーターになりませんか?
WWFでは会員のみなさまに会報『地球のこと』をお届けしており、その中で人と自然、その関わりについてお伝えしています。年に4回、会員様限定でお送りしている冊子『地球のこと』。生きものの生態から現在の地球環境まで、私たちの生きる地球のさまざまなことがわかります。
個人会員さまの声
環境破壊は国や企業、組織など、自分が関係しないところの負荷が大きいように感じてしまいますが、WWFの会員になって情報を受け取るなかで、消費者としてお金を使うことが知らずにそういった組織を後押ししてしまうことになるということも理解できました。ゴミの分別やリサイクル、購入時にFSC認証の紙製品を選ぶことなど、普段の生活の中でできることがどのように影響しあっているかわかり、やる気につながっています。
年4回の会報誌を毎回とても楽しみにしています。子どもや生徒に接する仕事をしているため、授業などで使う題材として、またそのヒントを得られる機会になっています。教育を通して、未来の世代に伝えていくことの大切さを日頃から感じています。また、私自身も母親として、子どもと一緒にWWFのイベントに参加できることも楽しみの一つです。子どもに動物や自然の大切さや尊さを身近に捉えてもらえるように私自身が知識を深めていくためにも、この先もWWFの活動を応援させてください。
WWFだからこそできる、地球環境を守る活動
人間が自然と調和して生きることができる未来を築くために、科学的な知見に基づき、地球温暖化を防ぐ・持続可能な社会を創る・野生生物を守る・森や海を守るの4つのテーマを柱に活動をしています。
エコラベルの普及
自然環境に配慮して生産された製品を認証し、その製品にエコラベルをつける、「認証制度」の普及に取り組んでいます。 お買い物の際にエコラベルのついた製品を選ぶことで、間接的に世界の自然保護に貢献できます。
エコラベルのついた商品や、フェアトレード、環境への負荷が小さな小規模生産の製品などを販売しています。持続可能な消費のスタイルを提案し、利益は全てWWFの環境保全活動の資金として活用されています。
環境保全についての意識を広める
インターネットのブログや、地域の掲示板、学校やサークル、市民グループの集まりなどを通じて、環境保全についての情報や、実際に行なってみた取り組みを話し合い、メッセージを広く伝えることも、大切な行動の一つです。環境保全のためのアイデアも、こうした交流の中から生まれてきます。
WWFジャパンも、このWebサイトなどを通じた情報発信に取り組んでいます。
自然保護活動の最前線をお知らせしています。是非ご登録ください。
人と自然が調和して
生きられる未来を目指して
WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。