生きているアジアの森プロジェクトへの支援
WWFとトヨタの「グローバル・コーポレート・パートナーシップ」*に基づき、WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために行なっている活動を強化すると同時に、新たな活動へと展開したプロジェクトでした。活動場所は、インドネシアのボルネオ島(カリマンタン)とスマトラ島、およびメコン地域へと拡大しました。
支援者 | トヨタ自動車株式会社 |
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期間 | 2016年7月~2021年6月(終了) |
支援総額 | 500万USD |
プロジェクト概要
2016年7月1日、持続可能な社会の実現に向けて、WWFとトヨタは5年間のパートナーシップを開始しました。
これは、自動車業界として世界初、日本企業として初の、WWFグローバル・コーポレート・パートナーシップとなります。WWFとトヨタは、生物多様性の保全と脱炭素社会の実現に向けて、さまざまな協働を行ない、「人と自然が調和して生きられる持続可能な社会」の実現をともに目指しました。
このパートナーシップに基づき、トヨタからは「生きているアジアの森プロジェクト」にご支援をいただきました。本プロジェクトは、WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために実施してきた活動を強化し、また新たな保全活動へと展開するものでした。
活動場所は、インドネシアのボルネオ島(カリマンタン)およびスマトラ島、そしてメコン地域へ拡大しました。
また、プロジェクトには、消費国である日本国内における、木材、紙パルプ、パーム油、天然ゴムといった自然資源の持続可能な生産と利用を実現するための活動も含まれています。
特に、自動車用タイヤの主要原料である天然ゴムは、今後の需要が一層拡大することが見込まれています。このプロジェクトでは、天然ゴムの持続可能な生産と利用の普及活動に注力しました。
*WWFグローバル・コーポレート・パートナーシップ
環境課題とその改善に向けた共通の思いに基づき、WWFとパートナー企業の二者間で、グローバルな規模で、(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を行うパートナーシップ。
記者発表資料
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