フィールドプロジェクトへのご支援
WWFが国内外で取り組んでいるさまざまなフィールドプロジェクトについては、企業からもご支援をいただき活動を進めています。ご関心をお持ちの企業は、まずはWWFジャパン法人担当までご連絡ください。支援可能なテーマや支援先となる地域について、ご説明させていただきます。
支援事例
生きているアジアの森プロジェクトへの支援
WWFとトヨタの「グローバル・コーポレート・パートナーシップ」に基づき、WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために行なっている活動を強化すると同時に、新たな活動へと展開するプロジェクトです。活動場所は、インドネシアのボルネオ島(カリマンタン)とスマトラ島、およびメコン地域への拡大を予定しています。
黄海エコリージョンの支援
中国、韓国、北朝鮮に囲まれた、広大な大陸棚を持つ東アジアの海、黄海。この黄海沿岸の環境と水産資源を保全するため、WWFでは中国、韓国の関係者・研究者と協力し、その活動の基礎となる「黄海エコリージョン優先保全地域マップ」を作成しました。これを基に、中国および韓国において、沿岸地域の地元住民の方々や市民団体による、黄海の生物多様性を保全する活動の支援と推進を行なっています。
スマトラ・プロジェクトへの支援
東南アジアの熱帯の島、インドネシアのスマトラ島における森林保全プロジェクトへの支援です。フィールドは、島の南部に位置するブキ・バリサン・セラタン(BBS)国立公園の森林保全と、スマトラ島中部に位置するリアウ州テッソ・ニロ周辺です。この島は、世界的に貴重な生物多様性が今も残る場所であり、スマトラゾウ、スマトラトラ、スマトラサイなど、世界的に絶滅が心配される野生生物の生息地でもあります。
ハート・オブ・ボルネオへの支援
ハート・オブ・ボルネオとは、インドネシア、マレーシア、ブルネイの三国が領する東南アジアのボルネオ島の中で、貴重な生物多様性が残る中心的なエリアを示したものです。WWFが定めたこのエリアに含まれる北ウルセガマにおいて、約1,000haの植樹を行ない、野生のボルネオオラウータンがすむ森の再生をめざした取り組みを進めています。
沖縄・石垣島白保のサンゴ礁保全活動への支援
WWFが長年サンゴ礁の保全活動に取り組んできた、沖縄県石垣島の白保地区では現在、地元の住民の方々を主体とした地域の自然環境の保全活動と持続可能な資源管理の仕組みづくりが進められています。自然からの恵みを資源として受け、後世に引き継いでゆくため、「命の海」サンゴ礁をはじめとする地域の環境を保全してゆく取り組みです。
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