日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
岡山県も2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言しました。しかし、2017年3月に改定された『岡山県地球温暖化防止行動計画』では、温室効果ガス排出量を2030年に17.7%削減(2013年度比)する目標にとどまっています。2050年の排出量実質ゼロという高い目標を達成するため、それに見合うよう2030年削減目標を大幅に引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが求められます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち岡山県の風景も
一変してしまうかもしれません
気候危機により、今世紀末には平均気温が約4.4℃上がると予測されている日本。岡山県のような西日本太平洋側・瀬戸内海沿岸では、真夏日や猛暑日*の発生日数が全国平均より高くなると予想されています。たとえ桃太郎でも、そんな未来では鬼退治に行く前に熱中症で参ってしまうかも。異常気象による桃の生育不良も心配です。
*真夏日は日最高気温が30℃以上、猛暑日は35℃以上
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。