日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
富山県も2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言しました。また、2019年8月に策定された『新とやま温暖化ストップ計画』では、温室効果ガス排出量を2030年に30%削減(2013年度比)する目標が掲げられています。2050年の排出量実質ゼロという高い目標を達成するため、それに見合うよう2030年の削減目標を引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが期待されます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち富山県の風景も
一変してしまうかもしれません
このまま気候危機が進むと、今世紀末には富山県の平均気温は約5℃上昇、北アルプスの積雪量も大幅に減少するという予測があります。立山黒部アルペンルートの春の風物詩、大迫力の「雪の大谷」の風景も、すっかり様変わりしてしまうかも。ライチョウをはじめとする立山連峰の希少動植物も姿を消してしまうかもしれません。
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。