日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
島根県も2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言しました。しかし、2021年3月に策定された『島根県環境総合計画』では、温室効果ガス排出量を2030年に21.7%削減(2013年度比)する目標にとどまっています。2050年の排出量実質ゼロという高い目標を達成するため、それに見合うよう2030年削減目標を大幅に引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが求められます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち島根県の風景も
一変してしまうかもしれません
気候危機により、島根県では2100年までに平均気温が約4.2℃上がり、35℃を超える猛暑日が年間約35日増加*すると予測されています。熱中症の搬送者数が、4-6倍になるとの予測も。どじょう掬いで有名な安来節を踊ろうにも、あまりの暑さで倒れてしまいかねません。未来を救うには、私たち一人ひとりの行動が不可欠です。
*松江市の予測
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。