日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
山梨県も2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言しました。また、2017年3月に改定された『山梨県地球温暖化対策実行計画』では、温室効果ガス排出量を2030年に26%削減(2013年度比)する目標が掲げられています。2050年の排出量実質ゼロという高い目標を達成するため、それに見合うよう2030年の削減目標を引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが期待されます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち山梨県の風景も
一変してしまうかもしれません
気候危機が進むと、現在栽培されているポピュラーなワインブドウ11品種について、その生産に適した土地の85%が失われるという研究があります。ワイン生産量日本一を誇る山梨でも、ブドウの生産が難しくなってしまうかもしれません。モモやサクランボといった、他の特産物にも影響が出る可能性も。フルーツ王国の未来が心配されます。
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。