日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
福井県も2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言しました。また、2018年3月に改定された『福井県環境基本計画』では、温室効果ガス排出量を2030年に28%削減(2013年度比)する目標が掲げられています。2050年の排出量実質ゼロという高い目標を達成するため、それに見合うよう2030年の削減目標を引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが期待されます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち福井県の風景も
一変してしまうかもしれません
海水温の上昇で生態系に影響が及べば、今世紀末には世界の漁獲可能量が最大24%減少すると言われています。それは、豊かな漁場に恵まれた福井県にとっても死活問題。漁獲量にも、獲れる魚の種類にも影響が出てしまうかもしれません。この先もずっとおいしい海の幸を味わえるように、気候危機対策の潮流を高めていきたいものです。
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。