日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
多くの都道府県が2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言していますが、石川県はまだ宣言をしていません。2020年3月に策定された『石川県環境総合計画』では、温室効果ガス排出量を2030年に30%(2013年度比)削減する目標が掲げられています。2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言し、それに見合うよう2030年の削減目標を引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが求められます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち石川県の風景も
一変してしまうかもしれません
このまま気候危機が進むと、集中豪雨や台風の激化により、現在の約4倍洪水が発生しやすくなると言われています。美しい川のほとりに広がる金沢の街も、例外ではありません。もしも浅野川が氾濫したら、情緒あふれるひがし茶屋街が一瞬で水につかることに。加賀百万石として栄えた伝統や文化にも、危機は迫っています。
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。