日本政府は、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減(2013年比)し、2050年には実質ゼロとすることを目指しています。
多くの都道府県が2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言していますが、茨城県はまだ宣言をしていません。2017年3月に改定された『茨城県地球温暖化対策実行計画」』では、温室効果ガス排出量を2030年に、家庭部門で39%(2013年度比)削減、業務部門で40%(2013年度比)削減、運輸部門で28%(2013年度比)削減、産業部門で9%(2013年度比)削減する目標が掲げられています。2050年温室効果ガス排出実質ゼロを宣言し、それに見合うよう2030年の削減目標を引き上げ、実現に向けた具体策を進めていくことが求められます。
- 目標
レベル -
- A
- B
- C
- D
- E
- F
日本全国で脱炭素化が進まないと
近いうち茨城県の風景も
一変してしまうかもしれません
気候危機が進むと、台風の総数に対する強い台風の割合が増すと予測されています。過去に台風や集中豪雨による深刻な被害を経験してきた茨城県でも、今後さらに大規模な災害が起こる可能性が。牛久大仏が見渡す茨城県の風景が、ずっと美しく穏やかであるために。小さな行動の積み重ねが、大仏様のような大きな成果につながるはずです。
※影響のうちIPCCの報告書によるものについては、
1.5℃特別報告書及び第5次評価報告書等を基にしています。
地元の風景が一変しても、どうでもいいという方は
絶対に押さないでください
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。