今日は、私たちの
シンボルマークのパンダと
世界の動物たちに会いに行きます。
みんなもいっしょに出かけよう。
ホッキョクグマのピンチ!地球温暖化
まずは北極へ、
ホッキョクグマに会いに来ました。
去年のようなとんでもなく暑い夏が、
今年もまた、やってくるのでしょうか。
地球の北限で生きるホッキョクグマには、
もう逃げ場がないのに。
アオウミガメのピンチ!海洋汚染
次に向かったのはアオウミガメがすむ海。
ここでも目につくのは、
ぷかぷかただようプラスチックのごみ。
中には、ウミガメにからみつく
危険なものもあるんです。
スマトラトラのピンチ!森林破壊と密猟
スマトラ島の熱帯林にやってきました。
トラのいのちを支える豊かな森が、
次々と切られ、
失われています。
こうした開発は、
密猟者が
入ってきやすくなる原因にもなります。
アフリカゾウのピンチ!干ばつと密猟
バシャーン!と水浴びする姿が
印象的なアフリカゾウ。
ところが今は、温暖化による干ばつで、
水不足に苦しんでいるんです。
象牙を狙う密猟も続いていて、
ゾウの危機は増すばかり。
コアラのピンチ!水不足
最後にやってきたのはオーストラリア。
いつも木の上にいるコアラが、
地面を歩き回っています。
水を探しているようですが、
とても危険な状態です。
みんな世界で大変な思いをしながら暮らしてる。
そんな現実があります。
地球のいのちをつなぐ未来のために。
WWFはもっと頑張っていきます。
WWFはさまざまな動物やその生息域を
守る活動をしています。
パンダのマークは、環境保護活動全体のシンボルです。
未来に向けて、WWFジャパンは
2つの大きな目標に
チャレンジしています。
追い込むだけでなく、
私たちの暮らしと未来にも、深刻な影響を及ぼしています。
この問題を解決していくために、
2つの大きな目標を掲げています。
目標1
2030年 生物多様性の回復
世界の生物多様性を回復させる。
そのために、2030年までに、
生物多様性の劣化を回復へと転じさせる。目標2
2050年 脱炭素社会の実現
2050年までに、世界の二酸化炭素の排出ゼロを実現する。そのために、2030年までに、日本の温室効果ガスの排出量を50%削減する。
海をおおう氷がとける夏の間、ホッキョクグマは狩りができず、ほぼ絶食状態ですごします。温暖化が進むと、その時期が長くなり、命にかかわることに。温暖化の防止は世界が協力して進めることが必要。WWFは各国の政府や企業に、温暖化防止のためのルール作りと、温室効果ガス排出の削減を強く訴えています。