PANDA通信2019/09/28
こんにちは!WWFジャパンの渡邉です。
現在WWFジャパンでは、南米の海と、そこにすむ生きものたちを守るために、ご支援をお願いしており、【9/30(明後日)まで】のご支援をいただいた方に、チリイルカのバッジや、ペンギンミニトートをプレゼントしています。
今日は、このプロジェクトの舞台「南米チリ・ペルー」で起こっている、イルカやペンギン、ウミガメに関わる記事をご紹介いたします。
南米の海ってどんなところ?
「南米の海」と聞いて、何か思い浮かびますか?
日本から遠く離れている海なので、あまりイメージがわかない方もいらっしゃるかもしれません。
南米の中でも、チリの海、とりわけその南部の沿岸は、氷河の侵食によりつくられたフィヨルドの独特な地形と、南極からの冷たいペルー海流の影響を受けた、豊かな海域が広がっており、イルカやペンギン、ウミガメ、オタリアなど多様な生きものが命を育んでいます。
しかし今、養殖業や漁業をはじめとする人間による利用が拡大し、この「命の海」に脅威が迫っています。
そして、チリで養殖されたシーフードは日本にも多く輸入されており、私たちも普段の生活に欠かせないものになっています。
そんな中、WWFチリのマリアから、嬉しいニュースが届きました!
もう一つの舞台、世界遺産マチュ・ピチュで有名な、南米ペルーはどうでしょう?
ペルーの海にも、鯨類や水鳥など多様な生きものが息づいています。特にウミガメは、全7種のうち、なんと、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメ、オサガメの5種が生息! (ちなみに、ウミガメの全種は絶滅危惧種!)
しかし、養殖業のエサの原料である「アンチョビ」漁により、ウミガメが漁網に絡まってしまう事故(混獲と呼びます)によって、命を落としてしまうことがあります。
現地のWWFの仲間たちは、漁業者に向けてウミガメを安全に逃がすためのトレーニングなどを行っています。
冒頭の写真は、漁業者の方と、レスキューされたウミガメの一枚。
人にも、生きものにも優しい漁業を、WWFは目指しています。
公開後、すぐに満席&日程の追加を行った大人気イベント、トークセッション「イルカが教えてくれること」の内容をお届けします!
当日はたくさんの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました!
「南米と私たちの生活の繋がりを初めて知った」「日本の食が、生きものに間接的に影響しているのに非常に驚いた」などの感想を頂戴しました。
WWFスタッフ一同、プロジェクト担当者が直接みなさまにご報告し、私たちの生活に起因する環境問題にご理解いただけたことを、非常に嬉しく思っています。
当日ご参加いただけなかった方にも見て頂けるよう、今回はトークセッションの動画と、報告記事をご用意いたしました!
ぜひご覧ください!
もっと南米の海について知ってみませんか?
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