WWFジャパン

インドネシアに生息するアジアゾウの亜種スマトラゾウ(Elephas maximus sumatranus)は、絶滅の危機に瀕しています。その最大の原因は、熱帯林での大規模な森林伐採を伴う紙やパルプを生産するための植林地や、さまざまな加工食品や日用品の原材料となるパーム油を生産するためのアブラヤシ農園への転換です。失われていく生息域で命をつなぐ、その推定個体数は2400~2800頭とされています。