ご寄付くださった方に、
お礼のプレゼントをお送りします
プレゼント期間:2025年2月28日受付分まで
※ご好評につき、延長になりました
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ポストカード3枚セット
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コアラマグネット
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コアラスタンド
マリアン(1歳半)
2020年6月撮影
6カ月の治療とリハビリを経て、
クイーンズランド州の森へ
帰ることができた
かつてない規模の山火事が
オーストラリアを襲っていた2019年12月。
母親とはぐれ、重い火傷を負い、脱水症状を起こした
生後1年ほどのコアラが保護されました。
「マリアン」と名付けられたこのコアラは、まだ体が小さく、
回復は難しいと思われた時期もありました。
しかしそれを見事に裏切り、約6カ月の治療と
リハビリを経て、森へ帰れる日を迎えたのです。
この生還までの物語は、
私たちに希望と喜びを与えてくれました。
それだけに、マリアンがたどる
「これからの物語」が気がかりでなりません。
山火事の影響や、
それを未曽有の規模にした気候変動、
そして開発による森林減少は、
今も続いているからです。
災禍を生き延びた森と動物たち、
その「これから」を、なんとしても守りたい。
たくさんのマリアンたちが、
まだ多くの支えを必要としています。
「これまで」にできたこと、 「これから」のために行なうこと。
2019年12月から2020年2月にかけて燃え続けたオーストラリアの大規模森林火災に対し、WWF(世界自然保護基金)はまず、緊急対応を展開。そして2021年7月からは、オーストラリアの自然再生をめざす取り組みを開始しました。
めざすのは、火災前の状況に戻すことではなく、それ以前から続いてきた森林破壊や、温暖化による影響などにも併せて取り組み、オーストラリア本来の自然を取り戻すことです。
緊急事態への対応や、オーストラリアの自然再生活動の初動を支えてくださったのは2019~2021年に、日本を含め、世界中から寄せられたご寄付でした。着手できた活動は200件以上にのぼります。
2050年までにコアラの生息数を2倍に
これまでにできたこと
© WWF-Australia / Patrick Hamilton
ニューサウスウェールズ州北部とクイーンズランド州南東部の10カ所以上で、合わせて9万5,000本以上のユーカリを植樹。また、ブリスベンの西側にコリドー(緑の回廊)を作るため、ドローンを使った種子散布を実験的に行ないました。
これから行なうこと
© WWF-Aus / Madeleine Smitham
引き続き、森の再生と、分断された森をコリドー(緑の回廊)でつなぐ取り組みに力を注ぐと同時に、以前からコアラの減少原因となっているクラミジア感染症への対策として、ワクチンの接種と、その後の経過観察を続けています。
野生動物の救護・リハビリ・野生復帰
これまでにできたこと
© WWF-Australia/Veronica Joseph
その場ですぐに治療が開始できる移動式野生動物病院の支援や、被災した森に取り残されたコアラをいち早く見つける「コアラ探知犬」の導入など。動物への負担をできるだけ減らすことで、回復率や野生復帰率を高めることをめざしました。
これから行なうこと
© WWF-Australia / Matthew Harris
火災が収まった後も、交通事故や外来生物の攻撃などで治療とリハビリを必要とする野生動物は後を絶ちません。また、再び火災が起きる可能性もあるため、引き続き野生動物病院の拡張や新設、獣医師と看護師の研修などを行なっていきます。
20億本の木を守り育てる
これまでにできたこと
© WWF-Australia / Sii Studio
2030年までに、過剰な伐採の中止や森林認証制度の普及などを通して7億8,000万本の木を守り、在来種の植林によって15億6,000万本の木を育てるという目標と行動計画を発表。地域社会、企業、政府などに協力の呼びかけを開始しました。
これから行なうこと
© WWF Australia
各地で、植林への支援や森林認証制度の普及を進めます。また、先住民の知識と経験を活かし、あえて森に定期的な「火入れ」を行なうことで、山火事の拡大を防ぎ、環境や生物の多様性を守る取り組みも始まっています。
温暖化防止と再生可能エネルギー拡大
これまでにできたこと
© Adam Oswell / WWF
オーストラリアの州・準州・連邦政府が、再生可能エネルギーへの移行に向けて、どの程度進捗しているか数値化したスコアカード第3弾(2021年11月までの1年間の進捗状況)を発表。これを元に取り組みの強化を働きかけています。
これから行なうこと
© WWF-Australia
温暖化の原因となっているCO2の吸収源を拡大する方策のひとつとして、コアラの生息に適した森の再生を行なうことが土地所有者の利益にもなる仕組みを作るなど、温暖化対策につながる多角的なアイディアを開発・実行していきます。
姿を消しつつある野生動物の再導入
これまでにできたこと
© Josh Bowell
絶滅危惧種フクロムササビの避難場所となっているニューサウスウェールズ州南部の州有林に、巣箱の設置を実施。ただ、この森では現在、樹木の伐採が行なわれており、WWFでは中止を求める活動を続けています。
これから行なうこと
© Devils@Cradle / WWF-Australia
各地で姿を消しつつある動物たちの、野生への再導入を進めます。たとえば、オーストラリア本土では絶滅し、タスマニア島だけに生き残るフクロネコ。島内での生息域拡大と個体数増加を図りつつ、本土への再導入もめざしていきます。
オーストラリアの森と野生動物たちの
「これから」を守るために。
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