がんばれ!「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」
2012/06/19
広報の新井です。
瀬戸内海の祝島より、ちょっと嬉しいお知らせが届きました。
上関原発の建設計画と、30年間たたかい続けてきた祝島では今、自然エネルギー100%自給の島をめざす「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」が進められています。
そして去年、その一環として賛同者から募った寄付金を基に、島の一軒の民家の屋根に太陽光パネルを設置しました。島の人たちが目指す、エネルギー自立の第一歩が踏み出されたのです。
これに続いて明日から、二軒目の家に6KWのパネルを設置することになったのだそうです! ここは島の人たちが買い物に訪れる食料品店で、照明や冷蔵庫などの電力を自給するとのこと。また、余った電力は売電して「祝島千年の島づくり基金」に入れ、次のパネルの設置に使うそうです。
地元の農漁業の振興や、エコツーリズムなども組み合わせて取り組まれている、「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」は、日本各地の離島や農村の「再生モデル」にも通じる事業。これからも応援してゆきたいと思います。
ちょうど今、私も注文しているところなのですが、WWFジャパンの通販「パンダショップ」で販売している、島特産の「ひじき」も、この島の応援商品の一つです。風味ゆたかな本当においしい一品なので、お勧めです。なお、季節ものなので、売り切れ注意!ですよ。