【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えよう!
2011/05/20
WWFジャパンでは、自然エネルギー100%と、原子力発電の段階的な廃止を実現するため、日本政府に対し「エネルギー基本計画」を変えることを求める署名を募っています。目標は120万人です!ぜひ、皆さまのご協力をお願いいたします。(受付は終了いたしました!)
どうすれば出来るの? 原発にも化石燃料にも頼らない未来
「原子力発電には頼りたくない」今、日本をはじめ、世界中の多くの人たちが、そう真剣に考えています。
一方で、原発をなくしたら暮らしはどうなるのか? と、漠然とした不安を抱えている人も少なくないでしょう。
でも、原発に頼らずに必要なエネルギーをちゃんと確保できる未来を作るのは、決して不可能なことではないのです。
では、そのためには何をすればいいのでしょうか? 一人ひとりの願いを、未来の社会の形に反映させる手立ては?
そのために出来る、一つの手立てがあります。
国の将来にわたるエネルギー計画を左右する「エネルギー基本計画」、これを変えることです。
エネルギー基本計画は白紙に!でもそれでいいの?
いま、政府では福島第一原子力発電所の事故を契機に、このエネルギー基本計画を見直そうとしています。
菅首相は、2011年5月10日の記者会見で、「エネルギー基本計画は、一旦白紙に戻して議論をする必要がある」と発言。自然エネルギーを「基幹エネルギー」の柱と位置づけて推進し、省エネルギー社会を構築するとして、政策転換の姿勢を明確にしました。
しかし、この表現はあくまで、自然エネルギーを「柱として加える」というもの。
「安全性を高めた原子力発電」や、温暖化を進めてしまう火力発電が、同じくエネルギー基本計画の柱として残る可能性と余地は、まだ十分に残っています。
もし、「原子力は危険だが、必要なので十分注意して使う」などといった、これまでと全く変わらない、なし崩しの肯定論が、一言でも「エネルギー基本計画」に織り込まれてしまえば、多くの国民の希望とかかわりなく、これまでの原子力政策が、いつまでも、続くことになるでしょう。
これでは、たとえ一度計画が白紙になったとしても、新しいエネルギー社会はいつまで経っても実現できません。
今こそ、新しいエネルギー社会を作る時!120万人署名にご協力を
WWFジャパンでは、このエネルギー基本計画の見直しと、再生可能な自然エネルギーの拡大を、日本政府に対して求めることにしています。
そしてその要望を、日本中の皆さんと一緒に政府に届けたいと考えています。
目標は120万人。日本の総人口の約1%です。
これだけの人が、一つの政策の改善を訴えてアクションを起こした例は、過去にはほとんどありません。
今の日本の自然エネルギーのシェアも1%台ですが、変化はまさに、ここから始まります!
確実に日本の未来を変えていく、そのための一歩として、賛同の署名にご協力ください。
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